多忙とは怠け者の遁辞、徳富 蘇峰




多忙とは怠け者の遁辞である
今日なすべきことを 今日しなかったら
明日は必ず多忙である

徳富 蘇峰


調べれば調べるほど、興味深い人物です。


たくさんのペンネームもあります。

菅原 正敬
大江 逸
大江 逸郎
山王草主人
頑蘇老人
蘇峰学人



言行録から、

「図に乗ってナポレオンや今川義元や秀吉のようになってはいけない。
引き際が大切なのである。」



与謝野晶子は、蘇峰について2首の短歌を詠んでいるとか。

・わが国のいにしへを説き七十路(ななそじ)す 未来のために百歳もせよ

・高山のあそは燃ゆれど白雪を 置くかしこさよ先生の髪



ようやく、最近になって、一期一会がわかってきました。





『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



  


地下鉄丸太町駅から徒歩3分の新島旧邸




JR京都駅から地下鉄に乗り換えて、
丸太町駅から徒歩3分の新島旧邸


京都の町は、その場所が、地名でおおよそ見当がつきます。
1年程度、住んでいればですが‥

さて

八重(綾瀬はるか)と襄(オダギリジョー)の念願がかない、
女子教育の場となる同志社女学校が誕生した。

しかし開校後まもなく、リツ(大後寿々花)という名の
薩摩出身の女学生が結核にかかってしまう。

 八重はリツを自分の家に移して献身的に看病をするが、
10年前の会津戦争で父を亡くしたリツは八重をかたくなに拒む。

八重は自分の過去を責めて落ち込むが、あきらめずにリツを看護し続ける。
その結果、2人は互いの心の内をさらけ出し合って打ち解け、
リツの容体も安定していく。

 一方、覚馬(西島秀俊)は同志社女学校の新校舎の土地を手に入れるため、
京都府顧問の職を退任。新しい学校づくりへ向けて、襄たちと共に動き出す。






『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



  


京都守護職を拝命した会津藩の家訓





会津の運命を左右する「京都守護職拝命」。
家臣たちはなんとか阻止しようと、皆必死! 会津を思い、
容保に何度も京都守護職の辞退を訴える頼母の言葉からは、
このお役目がいかに大変なことか伝わってきます。

緊迫した空気の中、松平容保の出した結論とは…? 



名優・西田敏行さんと、容保役を全身全霊で演じている
綾野剛さんの演技は、たしかに、必見です!





第一箇条
「大君の義、一心大切に忠勤を存すべく、
列国の例を以て自ら処るべからず、若し二心を懐かば、
則ち我が子孫にあらず、面々決して従うべからず」

この家訓を作ったのは、保科正之です。


保科 正之(ほしな まさゆき)は、江戸時代初期の大名。
会津松平家初代。信濃高遠藩主、出羽山形藩主を経て、
陸奥会津藩初代藩主。江戸幕府第3代将軍徳川家光の異母弟で、
家光と4代将軍家綱を輔佐し、幕閣に重きをなした。




『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



  


吉田松陰の処刑を手紙で知り、悲しむ覚馬(西島秀俊さん)



時代の流れに、一人で立ち向かうことがどんなに困難な時代だったか、
想像するだけで、押しつぶされそうに感じます。

同志の死を知った、覚馬がどれだけ悲しんだことか、




再掲です。


山本覚馬(西島秀俊)
9歳で藩校・日新館に学び、武士の表芸である弓馬刀槍の奥義を極める。洋式砲術の研究のため、22歳で江戸に出て兵学者・佐久間象山の塾に学んだ後、会津で蘭学所を開設。1862 (文久2)年、京都守護職に就任した藩主・松平容保に従い上洛、洋学所を開設し、会津藩士だけでなく諸藩士や新選組にも洋式砲術を教授する。長州と戦った「禁門の変」では砲兵隊を率いて勲功を挙げるが、負傷し、後に失明する。鳥羽・伏見の戦いで薩摩軍に捕らえられる。幽閉中に新国家の青写真を描いた「管見」を新政府に建白、岩倉具視、西郷隆盛たちから高く評価される。



『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。




  


吉田松陰の言葉、「至誠にして動かざるものは‥




至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり


処刑の前に、声を振り絞って訴える、吉田松陰(小栗旬)の言葉が
印象的でした。

私心のない訴えは人を動かすことができるわけです。





日本を思い、世界を見つめていた吉田松陰こと寅次郎。その思いは最後の最後まで途絶えることなく、「留魂録(りゅうこんろく)」にしたためられます。その強い思いを受け取った覚馬は、大胆な行動に出ます。今、国は一つとなって何をなさねばならないかを考え抜くのです



『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



万葉集にも詠まれた椿のイラスト、花言葉

  


2つあるという吉田松陰の辞世の句とは



河原で魚を食べながら談笑する、覚馬と川崎尚之助



明日の放送、題名は、松陰の遺言です。



ところで、

2つあるおいう吉田松陰の辞世の句とは‥


親思う心にまさる親心
今日のおとづれ何と聞くらん


そして、

身はたとひ 武蔵野野辺に 朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂



間違いやすいものとして、

かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

があるようです。


『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。


  


島津斉彬を演じる林与一さん(八重の桜)





島津 斉彬は現代にも通じる言葉を残しています。

「君主は愛憎で人を判断してはならない」、

「十人が十人とも好む人材は非常事態に対応できないので登用しない」




林 与一(はやし よいち、1942年2月14日 - )さんは、
大阪府出身の俳優、元歌舞伎役者。
本名は旧漢字表記で林 與一。
日本舞踊「林流」の宗家でもある。


曾祖父は大阪の歌舞伎役者初代中村鴈治郎、
祖父も歌舞伎役者の二代目林又一郎で、
父の林敏夫(1915年 - 1945年)は、
四代目坂田藤十郎や中村玉緒とは
従兄弟の関係にあたり一時は歌舞伎役者として
活動していた。
母は映画女優の北見禮子(1915年 - 2007年)
また女優の樋田慶子は母方の従姉である。


林 与一さんの主な出演大河ドラマ(NHK)

赤穂浪士(1964年) - 堀田隼人
新・平家物語(1972年) - 源義仲
徳川家康(1983年) - 今川氏真
独眼竜政宗(1987年) - 浅野長政
八重の桜(2013年) - 島津斉彬



島津 斉彬(しまづ なりあきら、文化6年3月14日(1809年4月28日)
‐安政5年7月16日(1858年8月24日))は、
江戸時代後期から幕末の外様大名で、
薩摩藩の第11代藩主。島津氏第28代当主。


『島津斉彬言行録』には

「君主は愛憎で人を判断してはならない」、
「十人が十人とも好む人材は非常事態に
対応できないので登用しない」など、

近代的な人材登用策を示していたことが
覗える記述もある。



『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



  


井伊直弼を演じる榎木孝明さん(八重の桜)





井伊直弼は彦根藩主の14男として生まれた。
通常考えればどうころんでも藩主になれるわけがない。
直弼が世に出ようとすれば、他の大名の養子になるしかない。

そんな井伊直弼が読んだ、


「世の中を よそに見つつも うもれ木の 埋もれておらむ 心なき身は」


しかし、努力をする人には、いつかきっと
光が射すときがくるという典型ですね。




井伊直弼(いい なおすけ)
演:榎木孝明
彦根藩主。大老。官名は掃部頭(かもんのかみ)。


井伊 直弼(いい なおすけ)は、幕末の大名。
近江彦根藩の第15代藩主。幕末期の江戸幕府にて大老を務め、
日米修好通商条約に調印し、日本の開国近代化を断行した。

また、強権をもって国内の反対勢力を粛清したが(安政の大獄)、
それらの反動を受けて暗殺された(桜田門外の変)。

幼名は鉄之介(てつのすけ)、のち、鉄三郎(てつさぶろう)。
諱は当初、直輔(なおすけ)、のち、直弼(なおすけ)と改める。

雅号には、埋木舎(うもれぎのや)、柳王舎(やぎわのや)、
柳和舎(やぎわのや)、緑舎、宗観(そうかん)、
無根水(むねみ、旧字体:无根水)がある。

埋木舎(うもれぎのや)は、
滋賀県彦根市尾末町にある、旧彦根藩主井伊家の屋敷跡。




榎木 孝明(えのき たかあき、1956年1月5日 - )さんは、

鹿児島県伊佐郡菱刈町(現・伊佐市)出身の
日本の俳優・水彩画家。

幼少の頃は、一人で絵を書くのが好きな目立たず
おとなしい泣き虫だった。

しかし、そんな息子の軟弱さが許せず父親から
厳しく鍛えられたという。
そのひとつとして、習った薩摩示現流は玄人の域。


『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されている
NHK大河ドラマ第52作。



  


覚馬の花嫁・うらを演じるのは、長谷川京子さん






覚馬が結婚!

山本家にやってくる美しい花嫁・山本うらを演じるのは、長谷川京子さんです。
この2人の祝言の席で、聞こえてくるのが「玄如節(げんじょぶし)」。

実はこの唄、会津で古くから伝わる民謡なんです。

撮影では、会津の民謡の会の皆さんにご登場いただき、
アットホームな宴会をのびやかな唄声で盛り上げていただきました。

だそうです。


長谷川 京子さん(1978年7月22日 - )は、
本名、新藤 京子(しんどう きょうこ)。
旧姓、長谷川。
愛称はハセキョー、ハセキョン、京ちゃん。

千葉県出身。レプロエンタテインメント所属。


「ずっと西を向いておけといえば、そうしそうだ」と
独り言を言っていた覚馬(演:西島秀俊)が印象的でした。





『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されているNHK大河ドラマ第52作。

  


妖霊星とは奇怪な前兆現象の事らしい(八重の桜)






八重の桜も、はや、4回目の放送です。

妖霊星って?

妖霊だけで調べると、
ばけもの。妖怪。妖精。
「鬼怪―」


また、
「妖霊星」の歌は古典「太平記」に出てくる有名なもの、という解説もあり
天下国家が千々に乱れ、やがては滅びるその前に現れるという
奇怪な前兆現象の事をさすらしいです。


ということは、

第4回のあらすじは‥


1858(安政5)年、西郷頼母(西田敏行)の松平容保(綾野剛)への働きかけが実り、
覚馬(西島秀俊)の禁足が解かれ、八重(綾瀬はるか)もわがことのように喜ぶ。

さらに、尚之助(長谷川博己)の教授方就任もかない、
覚馬はうら(長谷川京子)をめとることになった。

 一方、幕政では大老になった井伊直弼(榎木孝明)が、
水戸藩主・徳川斉昭(伊吹吾郎)ら一橋派に無断で日米修好通商条約を締結。

激怒した斉昭らは井伊のもとへ押しかけるが…。







『八重の桜』は、2013年1月6日より放送されているNHK大河ドラマ第52作。



  


八重の桜  第1回「ならぬことはならぬ」の感想として…

八重の桜 第1回「ならぬことはならぬ」あらすじと感想

まず、テーマ曲が坂本龍一さんということで
とても気になっていましたが、
一昔前のNHK大河ドラマを思い出すような、少し、荘厳な感じの曲とでもいいましょうか‥

そして、
時代背景の比較から導入している点がおもしろかったですね。
アメリカの南北戦争の戦闘場面と戊申戦争を交互に映すあたり。

山本八重の子役の鈴木梨央ちゃんが活躍しました。

西郷頼母役の西田敏行さんに怒られる場面、好演でした。

あとは、フルキャストといった感じですね、

西島秀俊さん
綾野 剛さん
中村獅童さん

第2回が楽しみです。






  


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